タチツボスミレも開花

  • 2016.03.04 Friday
  • 20:55
タチツボスミレ今日は、定例の金曜植物クラブで桐生自然観察の森へいってきた。
森では、管理保存しているカッコソウの植栽地で、芽を出しやすいように落ち葉を掻き出し、水をくれていた。順調なら4月の上旬には花をつけるそうである。
先週はアカネスミレが開花したが、今日はその近くでタチツボスミレが2株、花をつけていた。
タチツボは、いってみればどこにでもある、珍しくもない花だが、こうしていち早く開花するのを見るのはまた違った趣がある。
とにかく暖かいので植物の成長が一段と加速しそうだが、スギ・ヒノキの花粉も活発に排出されており、くしゃみを連発してしまった。


 

アカネスミレが開花

  • 2016.02.26 Friday
  • 18:37
アカネスミレ今日は、桐生市の自然観察の森へ。
午後は曇りましたが、午前中は日差しもあって、ちょっと歩くと体中ぽかぽかになりました。
そんな陽気のせいか、早くもアカネスミレが(たった1株ですが)開花しました。
私が毎年確認している、スミレの最初の開花は、昨年が3月13日(タチツボスミレ)、一昨年が3月19日(オカスミレ)なので、それに比べると半月以上早いことになります。もちろん、これは私が確認したということなので、実際の開花日とは少しずれがありますが、観察の森職員さんとの情報交換もしているので、そう大きな違いはないと思います。
草花の開花は、今年はいつもより早そうな予感がします。
まだ2月が終わらないけど、この花を見ると、いよいよ春だ、と心が浮き立ちます。
 

観察の森にも春の兆し

  • 2016.02.13 Saturday
  • 18:24
ダンコウバイ昨日は桐生市にある自然観察の森へ。
日陰にはまだ少し雪が残っていたが、春の兆しをいくつも見つけることができた。
写真のように、ダンコウバイの蕾がいくつか開きかけている。蕾の中で身を固くして寒さに耐えてきた花たちが、暖かい日差しを受け止めようとわれさきに身体を伸ばしあっているようだ。
フクジュソウは見事なパラボラを形作っていたし、マンサクもまだ弱弱しいが花弁を風になびかせていた。
こうしてわずかでも春の訪れを感じると、とにかく心が浮き立つ。
 

ちょっと珍しいシダの観察会

  • 2016.01.22 Friday
  • 21:54
観察会桐生自然観察の森・金曜植物クラブの今日の定例会は、観察の森を出て、桐生市内にあるちょっと珍しいシダの観察会をした。
いつものメンバーのほか、桐生市の著名な植物研究者であるS氏と関係の植物愛好家、プロの植物学者であるO氏など、あわせて10人のやや大きな観察会となった。
観察の森をスタートして、桐生市境野町、広沢町、吾妻公園などをめぐり、サイゴクベニシダ、ハチジョウシダ、クモノスシダ、タチクラマゴケ、サクライカグマ、ハカタシダ、ホラシノブなどを見て回った。
場所によっては先日の雪が残っている場所もあり、風も冷たかったけれど、観察したシダの中には、群馬県で初めての発見例や、桐生市内2例目の発見例などのシダもあり、参加者は昼食時間も忘れて熱心に観察していた。
写真左は桐生市では2例目のホラシノブ。写真右は、クモノスシダの群落を見る参加者。
 

春のようなトンビ岩

  • 2016.01.05 Tuesday
  • 18:05
トンビ岩新年を別の言い方で新春とはいうものの、実際に春が来るのはずっと先なのだが、ここ数日は、本当に春になってしまったのではと心配したくなるほどの暖かさだ。
天気予報で気象予報士が「今日も3月下旬のぽかぽか陽気でしょう」などと楽しそうに言っているが、そんな能天気でいいのだろうか。
と悪態をつきつつ、そのぽかぽか陽気に誘われて外歩きをする自分はなんなんだろう。
今年初めての吾妻山(桐生市)。登山客でにぎわっていた。例のごとく、シダを見ては立ち止まり、ミヤマウグイスカグラを見ては何枚も写真を撮りとやっていたら、中腹にあるトンビ岩につくまでに1時間かかってしまった(普通に歩く人なら15〜20分くらい)。
桐生の街が春霞に包まれていた。
 

シダの神秘 前葉体

  • 2015.12.26 Saturday
  • 17:49
前葉体シダの前葉体である。
昨日、桐生観察の森の金曜植物クラブの例会で森の中を歩いているときに見つけ、テーブルに乗せてとった写真だ。前葉体そのものはごく薄いので、ピンセットでつまんでテーブルに移すときあちこちが切れてしまった。なので、この写真は元の前葉体に比べるとだいぶ歪んでいる。
前葉体というのは、シダの胞子が成長してできたもので、葉緑体があり、光合成をおこなう。このひとつの体の中に造精器と造卵器が作られる。
写真の下の方の黒ずんでいるところにある造精器が精子をつくり、排出する(水の中を泳いで他の前葉体に向かう)。
他の前葉体から来た精子を造卵器(写真ではよく分からないが、上側の大きく湾入したところにある)が受け止めて受精する。
写真の前葉体は、すでに受精が完了し、シダの幼体(真ん中のスプーンのような形のもの)が成長し始めていると思える。
シダは花を持たないので、胞子からこの前葉体を経て新しい命をつないでいく。シダの観察を始めてから2年余。ようやくこの神秘的なものの姿を目の当たりにすることができた。
 

雨をついて地質の観察

  • 2015.12.13 Sunday
  • 18:02
鍾乳洞2鍾乳洞1今日は、桐生市の「カッコソウ協議会」主催の「観察会 豊かな大地が森をつくる」に参加した。内容は、地層などを観察しながら、地域の山々の成り立ちを学ぶことだ。
1時間程度の座学の後、講師に案内されて梅田地区に向かい、様々な岩石や地層、鍾乳洞などを観察した。
地質に関しては、たしか高校の時に地学という授業があって、そこで学んだと思うが、すでに半世紀近い歳月がたち、どんなに努力しても記憶の中からよみがえってこない。なので、ほとんど一からの勉強。
チャート、玄武岩、砂岩などの言葉が出てきて、実際にそれを見たり、ハンマーでたたいてみたりしたわけだが、まあ、何かを理解したというよりは、そういう世界に触れることの楽しさを味わったというのが実感である。
天気予報がはずれてずっと雨にたたられ、予定した化石掘りの場所まで行けなかったのは残念だった。でも、小規模ながら、桐生市にも鍾乳洞があることを知り、その中に入って見られたのは大きな収穫だった。写真は、その一コマ。

秋深まる観察の森

  • 2015.11.27 Friday
  • 20:48
観察の森今日は、植物クラブの例会で桐生自然観察の森へ。
2〜3日前から冷え込みが厳しくなってきたが、今日は、赤城山も雪化粧していたし、風の冷たさも格別だった。いよいよ本格的な冬も間近だ。
クラブの活動は、午前中は室内で、これまでに採集し、乾燥させた植物標本の整理。午後は、森の中へ。
咲いているのが確認できたものは、わずかにヤクシソウのみ。カシワバハグマなど、キク科の植物が見事な冠毛を花のように広げている。樹木にはすでに冬芽もついている。常緑のシダの緑がみずみずしい。
園路は、木々が風を遮ってくれるので、冷たさがずいぶん和らぐ。その木々も落葉が進み、残っている葉もほとんど色づいている。午後の傾いた日差しが、最後の秋の輝きを演出してくれた。


 

シダの胞子を顕微鏡で見る

  • 2015.11.13 Friday
  • 17:48
オオハナワラビ













今日は、桐生観察の森で植物クラブの定例会。
地表の草が枯れるいまどきは、シダの観察にはなかなかよい時期だ。冬緑性といって、これから冬にかけて元気なシダも出てきている。そのなかにフユノハナワラビとオオハナワラビがあるが、どちらもよく似ていて同定するのに苦労する。見た目で決めるポイントはいくつかあるのだが、胞子の形も重要な決め手となる。
そうはいっても、胞子はごくごく小さなもので、シダをたたくと煙のようになって飛散するのだから、どんなルーペを使っても見ることはできない。
これまで機会がなかったのだが、今日は、森の顕微鏡を借りて待望のシダの胞子を見ることができた。その写真がこれだ。専用の顕微鏡カメラで写したものではなく、接眼レンズにコンデジのレンズをくっつけてとったものだから鮮明さには欠けるが、それでもそれぞれの胞子の違いはよく分かる。
左がフユノハナワラビで輪郭がわりとつるっとしている。右はオオハナワラビで、周りに小さなイボイボのようなものがある。クラブのMさんは、「丸坊主と五分刈りの頭のようだ」と言ったが、言いえて妙である。
フユノハナワラビなるものがどんなものであるかは、御面倒でもこちらを参照していただきたい。http://tameemon.info/shokubutu/huyunohanawarabi.html
 

アリアケスミレの返り咲き

  • 2015.11.10 Tuesday
  • 17:43
アリアケスミレ今日は雨で、予定していた行事が中止になったので、急遽おもいたって、群馬・栃木・茨城・埼玉にまたがる渡良瀬遊水地へ行ってきた。
前々から、この時期に開花するある植物を一度見かったのでいい機会だと思ったのだが、とにかく広大なエリアで、2時間ほどうろついたのだが、とうとうそれを見つけることはできなかった。
その代わりというわけではないだろうが、アリアケスミレが草むらに咲いてくれていた。
このスミレのふつうの開花時期は4月である。それがまれに秋に咲くことがあり、これを「返り咲き」と呼んでいる。他のスミレでは何回か見たことがあるが、アリアケ〜では初めて。
雨が降ったりやんだりのなかで出かけたにもかかわらず、目当ての植物が発見できずに落ち込んだ気持ちが、このスミレの登場ですっかり救われた。我ながら現金なものである。
なお、渡良瀬遊水地の植物は「渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団」のパンフレットや図鑑でほぼもれなく紹介されているので、配慮すべき特定の植物以外は撮影地を記述しても構わないだろうと判断した。
 

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