豪雪の只見線

  • 2015.01.18 Sunday
  • 11:52
只見線

 雪かきや雪下ろしと、大雪と格闘しながら暮らしている雪国の人たちには申し訳ないようだが、めったに雪の降らない地域に住んでいるわが夫婦は、数年前、4輪駆動の軽自動車を購入したのをきっかけに、毎年、雪の季節に「雪見旅行」をするのが習わしになった。今年はその4回目として、2泊3日で会津地方を訪ねてみた。

 初日は、会津若松市の南部にある漆器工場で見学・買い物を予定したが、工場内には車椅子が備え付けられていないため見学は断念。漆器は魅力的だが、どれも高額で、我が家の懐具合では漆塗りの箸を買うのがせいぜいだった。

 そのあと近くの本郷焼の窯元によって陶器を買い、芦ノ牧温泉に宿泊。

 翌日は、豪雪地帯を走る只見線に乗った。線路に並行して道路があるのだから車でも行けるのだが、運転していてはのんびり景色も楽しめないので、会津本郷駅(無人駅)を起点に会津川口まで列車で往復することにしたのだ。

 事前に時刻表を調べたのだが、とにかく不便。数年前の豪雨で寸断された線路が復旧しておらず、路線としては会津若松から新潟県の小出まであるのだが、列車は会津川口より先にはいかない。便数も極端に少なく、会津若松を6時台と7時台に出るのが1本ずつあるその次は午後1時台まで1本もないのだ。

 リニア新幹線などという巨大事業には湯水のように金を注ぎ込む一方で、こうした地方路線の復旧にはまともに取り組もうとしない国や鉄道会社に怒りを覚えつつも、とりあえずこの便に乗り込むしかない。

 列車は会津盆地を縦断する。見渡す限りの雪の平原が続く。その後は、両側に山が迫る有数の豪雪地帯となる。出発の頃はちらちらだった雪は、いよいよ激しくなってきた。場所によっては、積もった雪が線路に迫り、いまにも落ちかかってくるのではないかと不安になるほどだったが、なんとか無事、会津本郷に戻ることができた。

 この日は会津若松のビジネスホテルに泊まり、翌日は喜多方市で酒などを買い、ラーメンを食べて帰宅した。

 写真は、豪雪地帯を走るジーゼル車の雄姿。会津川口駅で。

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